医薬基盤・健康・栄養研究所の南里妃名子氏 の調査によりますと、 日本人の中高年を対象とした研究で、コーヒーや緑茶の摂取量が多い人は、血清フェリチン値が低い“隠れ貧血”の傾向があることが分かりました。さらに閉経後の女性では、鉄欠乏症にも関係しているとのこと。
1日3杯くらい飲むコーヒ好きの私にとって、コヒーの飲み過ぎが貧血のリスクになるという記事は少しドキッとするところがありました。
なぜなら血液検査で赤血球やヘマトクリット値がいつも低めだからです。健康に気を使っているつもりでもなかなか数値が上がらなかったのはコーヒーのせいかもしれないとは…。
コーヒーや緑茶が体に良いといわれる理由の一つに、 コーヒーと緑茶が腸における鉄の吸収を妨げることにより、体内の貯蔵鉄を減らし、酸化ストレスを軽減するからではないかと考えられています。
閉経後の女性と男性は、コーヒー、緑茶ともに摂取量が多いほど貧血の傾向が高くなり、閉経前の女性は緑茶のみにその傾向が見られたといつ結果になっています。
また、コーヒーを1日3杯以上飲む閉経女性と、全く飲まない女性では2.2倍貧血のリスクがあるそうです。
どんなに体に良い食べ物、飲み物も程々にということですね。
コーヒー・緑茶の飲みすぎには気をつけましょう。
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